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PEN E-P5発表

PEN COLLECTION

ラフォーレ原宿で開催されていた,OLYMPUS PENの新製品体験イベント(2013/5/11-12)へ行って参りました.今回はIrisha,Camiy,私という久々のときょまにフルメンバーでの出陣です.

進化したPEN

イベントの目玉はやはりE-P3から約2年ぶりのアップデートとなるPEN E-P5のお披露目です.
現行のOLYMPUSのレンズ交換式カメラのラインナップはE-system,PEN,OM-Dの三系統で構成されています.
今回発表されたE-P5はOLYMPUS PENシリーズのフラッグシップモデルということもあり,5軸手振れ補正やチルト液晶,ボディ内蔵Wi-Fi,前後2ダイヤル,最短1/8000秒メカニカルシャッター,最低ISO100など最新の技術を惜しげも無く投入してきています.
OM-Dだけでなく他社の中級DSLR (Digital Single Lens Reflex camera,デジタル一眼レフ)も脅かす程のスペックを備えており,ミドルアマチュア層のサブカメラとしても十分通用すると思います.
防塵防滴ではない,ファインダーは非搭載,外部バッテリは(今のところ)非対応などメインカメラにするには少し心許ないですが,これはOM-Dとの棲み分けの問題があるので仕方の無いところでしょう.
外装は従来のPENシリーズを踏襲したクラシカルデザインですが,ロゴが”OLYMPUS PEN”というフィルム時代のPENを彷彿とさせるデザインに変更されています.

E-P5

PEN E-P5

E-P5の良いところ悪いところ

会場内で少し手に取って試写しただけなので画質面での評価は避けますが,それ以外で印象に残った点をいくつか述べておきます.

まず,OM-Dにも搭載されている5軸手振れ補正です.これはお世辞抜きですごい!
イベント会場では手振れ補正体験コーナーがあり,振動する台の上にE-P5が乗せられているのですが,シャッターを半押しした瞬間に液晶内の像がピタリと止まるのです!!
OM-Dユーザからすると当たり前なのかもしれませんが,私はOM-Dをほとんど触ったことが無かったので衝撃でした.
よく「天体撮影以外では三脚は要らない」という声をOM-Dユーザから耳にしていましたが,それも納得の手振れ補正能力でした.また,E-P5では流し取りを判断して自動で手振れ補正を制御する機能も備えているらしいです(体験はしませんでした).

また,Wi-Fiとスマートフォンとの連携もすごく便利でした.
E-P5でようやくスマホへの写真転送が実現しましたが,これは今や他社では当たり前の機能となっています(OLYMPUSで今まで無かったのは大変不満でした).
注目したいのはスマホからのカメラ操作です.
OLYMPUSが提供するアプリをスマホに入れると,スマホの画面上からカメラの操作,すなわちピント合わせ,レリーズ,保存,さらにはアートフィルターの適用も行えるようになります.
これで集合写真でセルフタイマーが要らなくなったり,チルト液晶でも対応できないような超ロー/ハイアングル撮影でもライブビューが可能になったり,SNSにアップする画像に気軽にアートフィルターを適用できるようになります.

いまをシェアする人の新しいPEN

新しいPENのキャッチコピーもWi-Fiによる連携機能を意識しています.

上記以外にもE-P5には様々な新しい機能が搭載されています.
その一つが「インターバル撮影とタイムラプス動画」です.
インターバル撮影はある一定間隔で撮影を繰り返す機能で,タイムラプス動画はインターバル撮影した画像をパラパラ漫画の要領でつなぎ合わせて動画にしたものです.
私も趣味でタイムラプス動画を作っているので,この機能をPENに搭載してくれるのは大変嬉しいのですが,問題はその最大撮影枚数です.
E-P5のインターバル撮影の最大撮影枚数は99枚となっており,この枚数で30fpsのタイムラプス動画を作成するとわずか3.3秒にしかなりません.
これでは長時間のタイムラプス動画を作ろうと思うと,99枚のインターバル撮影が終わる度に手動でインターバル撮影を再開しなければなりません.
私が普段使っているPENTAX K-30にもインターバル撮影機能がありますが,最大撮影枚数は999枚です.是非PENでもこの程度のインターバル撮影を出来るようにして欲しいです(きっとファームウェアアップデートで対応できるはず).

特別講演

会場内の特設コーナでプロ写真家による特別講演が開催されていたので,こちらも参加してきました.
我々が聴いたのは写真家の清水哲朗さんの講演で,内容はE-P5を使って撮った写真をもとにE-P5の魅力を語るというものでした.
写真はもちろんのこと話し方も非常に上手で,楽しく,わかりやすく,聴衆を引き込むテクニックはさすがプロだなぁと感じました.

清水さんの講演

清水さんの講演

実はE-P5以外にも

今回発表された新製品はE-P5だけではありません.
PENシリーズの2ndラインであるPEN Lite E-PL6や新しい外付け電子ファインダーVF-4,交換レンズの新カラーなども発表されました.
どれも悪くないのですが,個人的にE-P5ほどの衝撃を受けなかったので,詳細は割愛させていただきます.

以上,長々とE-P5について語ってきましたが,本当に魅力的な罪深いカメラだと思います.
まだまだE-P3が現役なのと手元不如意のため即購入とは至りませんが,少し油断するとボーナスで買ってしまいそうで怖いです.
ただ,私は水辺で撮影することが多いので,本当に欲しいのは防塵防滴のカメラ,OM-Dの後継機なのですが…

本日の一枚

本日の一枚

ちなみに,「本日の一枚」でCamiyが左腕を負傷しておりますが,これに関しては本人から弁明があるかもしれません.

リンク

OLYMPUS

E-P5